💖ときがわベンチベンチには多くの人が関わっています。↓どうぞこちらもご覧ください。
フェイスブック#ときがわベンチベンチ
ときがわベンチベンチプロジェクト初めての、大きな けやきベンチは「どんぐり山を守る会」の広葉樹の森の前に置かれます。

ベンチをおろす作業
(ドローンに向けて椿の花をかかげる女の子たち)
毎月、第一日曜日はどんぐり山を守る会の活動日です。この会は、子ども達に山の自然の中で「木の素晴らしさを体験してほしい」「カブト虫などを取らせてあげたい」との思いをもって2000年に始められたそうです。竹藪を払い、針葉樹を伐採し、もともとあったナラやクヌギを残しつつ、槐(えんじゅ)や桂など、多種の広葉樹を植えてきたそうです。
初めに杉の木を伐った時に出た大量の杉の葉を生かして作ったのが、大きな杉の葉トトロで、それからずっと2年に一度、毎回、軽トラック17台分の葉を集めて作り直してきて、今のトトロで11代目だそうです。
そして「ときがわベンチベンチ」は山姥カレーでおなじみ、全長寺の森田恵子さんが、ときがわを「~町まるごと公園をベンチでつなぐ~」というコンセプトで立ち上げて始まったばかりのプロジェクトです。どんぐり山に運んだベンチは、その第1号です。
恵子さんの想いを受け、裏の山に放置されていたケヤキ(台風対策で伐ったもの)を使って、ふだん木彫の仕事をしている私が中心になって、プロジェクトのメンバーにも手伝ってもらいながら、彫らせていただくことになりました。
全体の形はできるだけ変えないで、自然の形をそのまま残しましょうと意見が一致しました。なのでナンジャコリャと、びっくりするような形のところもありますが、ほぼ木が成長したままの幹と枝と洞の形態です。長すぎて置けないので前後をカットして4mの長さになりました。
ケヤキはとても重いので重機が必要です。どんぐり山の会長、井上秋男さんの息子さん、大地さん(井上緑化)が林業の仕事をしているので、依頼して大きなトラックと大きなユンボで運んでもらいました。

狭い道を慎重な操作で進みます。

地面をならして水平にして大谷石をおきます。

そして… 針葉樹の妖精「杉の葉トトロ」と、広葉樹の妖精「けやきベンチ」 のご対面 ?
作業が終わりに近づくころ、どこからともなく近所の子供たちがやってきて、ベンチにまたがったり、上に乗ったり、飛び降りたりして遊んでいきました。


そしてみんなで空からの記念撮影をしました。
ドローン空撮をしてくれたのは、ガレージクニマサ 国政馨さんです。
針葉樹の山と、どんぐり山 広葉樹の森。
どんぐり山の花々人々
ベンチの端の方の地面は少し狭く、その先は低くなっていました。「柵を作るんべえ」とどんぐり山の誰かが言うと、どこからともなく石が運ばれてきて積まれ、土が盛られ、木の杭が運ばれてきて、見る見る間にガッチリと安心な柵ができました。

石積みをして土を盛り、杭を打つ作業。

土留めと柵ができました。広くなり、安全になりました。
写真を撮れるように自撮りの棚を置かせていただきたいんですと言うと、「作ってやるよ」と、またどこからともなく、曲がった桑の木が運ばれてきて、チェーンソーで直角に落とし、カメラやスマホを乗せる自撮り台ができ上がりました。

曲がった桑の木で自撮り台を作っているところ

完成した自撮り台。(そのへんに落ちている細い枝をひろって、スマホの後ろにあてて角度を調整する)

こっち向きモードにして5秒タイマーをセット、自撮り成功
どんぐり山を守る会のメンバーの方たちは、木を伐ったり植えたり、展望台を作ったり、坂道の階段をつくったり、炭を焼いたり、そして生き物のことをよく知っていて、長年、工夫してこの場所を作り上げてきたので、生きる力と知恵が半端じゃないなと感動しました。そして会の皆さんが自然やこどもを大切に思う気持ちがしみじみ伝わってきました。

どんぐり山 看板

炭焼き窯

休憩所

どんぐり山展望台
すっかり終わって帰るころ、三人の女性がベンチに跨って、遠くを指さしながらお話をしていました。


後日、行ってみた時、トトロがお花を持っているのを発見 !

女の子からのプレゼントでした。

こんなすてきな場所で、訪れる人からびっくりされたり、親しまれたりして生きていけるトトロとベンチは幸せだなと思います。
皆様、どうぞ遊びに来てください。
(子供たちが靴のまま乗ったりすることがありますので、できましたら、ベンチを拭けるように濡れ布巾、濡れティッシュなどお持ちいただけると助かります。)
★どんぐり山は、建具会館の前、「やすらぎの家」(埼玉県比企郡ときがわ町西平720-1)の西側にあります。