緑の大地

 昨日は北海道で震度7の地震がおきました。西日本豪雨に続き、大きな災害が続き、緑の大地が抉られ、多くの方が被災されました。私たちが住むこの場所も、山と川の町で、他人事とは思えません。そんなつらい気持ちの時に脳裏に浮かんできたのは、『みどりの子守歌』の一節でした。

「…もどる道ないあの子らに 山のこだまよ つたえておくれ…」 
「遠い昔歩いた道に 続く落ち葉のしょいこ道 はるか遠くに聞こえる声は かわいいみどりの子守歌」という歌詞で始まるこの歌は、有機農業をしている本尾亮さんが書かれた詩に、曲をつけさせていただいたものです。この子守歌が歌いかけている相手は、植物の子ども(芽)だったり、人間の子ども(の心)だったりと思っていましたが、ひょっとしたら傷ついた緑の大地そのものに歌いかけている子守歌なのかもしれないという気持ちになりました。
明日、9月8日㈯ 。CD「うたう山桜」発売記念コンサート のご案内です。 
14:00~ ギャラリー&カフェ 山猫軒 入場無料カンパ制

「山桜」「みどりの子守歌」など、花の歌を中心に演奏されます。

歌 菅井千春
ピアノ 浅見明子
手回しオルゴール 松本孝夫
 
 また、休み時間には、千春さんの提案で、ママのオモチャ工房mamamanoさんに作ってもらった「木つみ木」も用意しました。花びらや葉っぱを積んで遊んでいただけたらと思います。飯能で地元の木を使って丁寧に作られたやさしいオモチャです。(山桜の木つみ木」は特注でお願いしました。)

山桜の木を私が彫った「山桜の精」も展示いたします。


 入場無料カンパ制ですのでどうぞお気軽にお出かけください。

 

mamamano制作 木つみき