高橋れい子 うたう詩集 ♪歌の紹介

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◆下記の文の空色の文字を押すと、「アトリエあゆすホームページ」の過去に掲載した記事ページに移り、詳しい紹介を見たり、歌を聴くことができます。

◆動画の下の紫色のURLをタップするとユーチューブに移り、作詞作曲者、絵を描いた人、歌詞など詳細もわかるようになっています。 


4. 祈り-生命のつながり 

「ふうわり野菜物語」p72 2017

→ ブログ2021年「ふうわり野菜物語」へ (歌はありません)


 ●「けやきベンチ」p74 2021

→ ブログ2021年「杉の葉トトロとベンチベンチ - 対面の日」へ (歌はありません) 


 

「しずく」 p76 2006

都幾川のほとりの〈夢気球〉。一滴、一滴と、8時間かけて水が沁みわたり生まれた透きとおる珈琲… そのしずくの音からの連歌です。録音したのが夏だったので、蜩(ヒグラシ)も共演しています。

「花びらゆりかご」p80 2002

→ https://youtu.be/_rrG2YLoKfk へ

歌:菅井千春 手回しオルゴール:松本孝 

…赤ちゃんがこの世に生まれてくる前の世界、すべての魂が帰る世界をイメージして生まれた歌です。

 

 

「愛の旅の終わりにさえ-木霊の歌」p84 1996

木を愛し人を愛し、自然界との交感に生きた、アイヌの彫刻家、砂澤ビッキ(1931-1989)。
1989年1月、彼はその最晩年の神奈川県立美術館での個展に、音威子府(オトイネップ)から医師を伴い点滴の器具をつけたまま現れました。そして会場に来た一人一人と目を合わせ、暖かい最後の言葉を残していきました。

その木彫の作品群は、樹気を発し、都会の美術館にあるにも関わらず北海道の大自然の中にいるかと思われるようで、その場にいた私たちの記憶に、森の命として息づき、やがてそれが歌となりました。

 


https://youtu.be/KiwZpIL2lB4 へ

歌/菅井千春、ピアノ/中西桂、篠笛/植松葉子

うたう詩集「愛の旅の終わりにさえ-木霊の歌」 絵 : 高橋れい子

「夜明けのアリア」p100 2019

→ https://youtu.be/xHBrc_bnkKA へ

ギター演奏:三国淳

作曲:パガニーニ ヴァイオリン協奏曲4 

Io ti penso amore  映画「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」より

 

 

●愛の讃歌-一切の生きとし生けるものへの p102 2019

→  https://youtu.be/b4r6E3PSjYc  へ (山桜コンサート・ライブ録音)

歌 : 菅井千春

ピアノ編曲・演奏 : 織田英子 

作曲 : マルグリット・モノー 

 

「愛の讃歌-一切の生きとし生けるものへの」

遥か地平線を 

光が染め上げる

静寂(しじま)をぬけて 

陽はのぼりくる

流れ初(そ)める水に 

森の精は歌い

鳥も獣も 

緑に抱かれ

目覚める

 

蕾ほころび 

花びら開き 香りを放つ

虫たちは舞う

光を透かせ輝く羽で

子等は目を開け 

母の瞳をさがしはじめる

腕に抱かれ 

夢見ているのは 

愛の天地(あめつち)

 

ふるえているものも

強く剛きものも

目に見えるものも 

見えないものも

すでに生まれたものも 

これから生まれるものも

幸せであれと 

愛は語り給う

 

※参考

「ブッダの言葉」

いかなる生物生類であっても、

怯えているものでも

強剛なものでも、ことごとく、

長いものでも、大きなものでも、

中くらいのものでも、

短いものでも、

微細なものでも、

粗大なものでも、

目に見えるものでも、

見えないものでも、

遠くに住むものでも、

近くに住むものでも、

すでに生まれたものでも、

これから生まれようと欲するものでも、

 

一切の生きとし生けるものは、

幸せであれ。